【初心者向け】アクリル絵の具のおすすめセットと道具を解説!

こんにちは。私はアクリル絵の具で絵を描きはじめて半年の者です。元々絵を描くことが好きで、ある時「自分が描いた絵を公募展に出品したい」と思い立ち、アクリル絵の具で絵を描き始めました。アクリル絵の具を使い始めた4ヶ月後に、無事公募展に作品を出展することができました。

公募展に出展した作品
公募展に出展した作品

この記事では、アクリル絵の具で絵を描き始める際にどんな道具が必要か、道具を選ぶ際の気をつけるポイントは何かやおすすめのセットを紹介します。

最初は、基本5色入りの12色セットのアクリル絵の具・ナイロン製の筆・紙パレット・筆洗・支持体を揃えれば描き始めることができます。

アクリル絵の具とは

アクリル絵の具は、顔料をアクリル樹脂で固めた水性の絵の具です。水で溶いて使えるので扱いやすく、乾燥後は耐水性になるという特徴があります。

乾くのが速く、重ね塗りがしやすいため、初心者から上級者まで幅広く使われています。キャンバスや紙はもちろん、木材・布・石など様々な素材に描くことができます。

水の量で透明水彩のような表現から、不透明な厚塗りまで幅広い表現が可能なのも魅力の一つです。

油絵の具と比較した場合、オイルを使わず水だけで扱えるので臭いが少なく、室内での制作に向いています。

注意!アクリル絵の具とアクリルガッシュの違い

 アクリル絵の具を調べていると「アクリルガッシュ」という言葉もよく目にします。名前は似ていますが、仕上がりが異なります。 
アクリル絵の具 アクリルガッシュ
仕上がり 半透明〜透明感あり マットで不透明
重ね塗り 下の色が透けやすい 下の色をしっかり隠せる
向いている表現 水彩風・透明感のある絵 イラスト・ベタ塗り・デザイン
乾燥後の質感 わずかに光沢あり 均一なマット仕上げ

描きたい絵のスタイルによって選ぶのがおすすめです。ふんわりした水彩風の絵を描きたいならアクリル絵の具、はっきりした色でイラストを描きたいならアクリルガッシュが向いています。

アクリルガッシュはヒビ割れしやすいため、印刷によって複製する場合に用いられることが多いです。作品を長く保管したい場合は、アクリル絵の具を選ぶと良いでしょう。

初心者に必要な道具

アクリル絵の具で絵を描くために最低限必要な道具は以下の通りです。

  • アクリル絵の具
  • パレット
  • 支持体(紙・キャンバスなど)
  • 筆洗

他にも、雑巾やキッチンペーパーはあると便利です。

慣れてきたら必要に応じて、ペインティングナイフ・メディウムなどを買い足すと良いでしょう。

アクリル絵の具は乾くと固まりやすいため、使い終わった筆はすぐに水で洗う習慣をつけましょう。乾いた絵の具が残ると筆が傷む原因になります。また、パレットの絵の具も乾燥しやすいので、スプレーで水を吹きかけておくと長持ちします。

初心者におすすめの道具と選び方

アクリル絵の具

アクリル絵の具は100円ショップでも購入できます。ひとまず試してみたい方は100円ショップで購入し、始めてみるのも良いでしょう。

100円ショップ以外で購入される方は

  • ターナー
  • リキテックス
  • ホルベイン

あたりの絵の具を買うと安心です。

ひとまず12色セットの絵の具を買ってみても良いと思います。その場合、必要な色が入っているか確認しましょう。赤・青・黄色・白・黒の5色が揃っていることは確認しておくと良いです。

色の数が多いと、混色しなくても色の幅を作れるというメリットがあります。一方で価格は上がるため、予算と相談して決めると良いでしょう。

私が初めて買ったアクリル絵の具はターナーのU-35の24色入りのものでした。U-35は比較的購入しやすい価格になっています。

私がターナーを選んだ理由は、絵画教室の先生にひとまずターナーを使ってみることをおすすめされたからです。U-35を選んだ理由は、比較的購入しやすい価格なためです。私がアクリル画を始めた際、公募展に絵を応募する目的で始めたため、先生に24色入りをおすすめされました。本格的に絵を描いていきたい方は24色入りを買うのも良いですし、色々なメーカー・種類を試していきたい方はより少ない色数を購入して気に入ったら増やしていくと良いと思います。

https://www.amazon.co.jp/dp/B08PBH95Y1

ターナー アクリル絵具 U-35 24色入り
ターナー アクリル絵具 U-35 24色入り

ちなみに、私はターナーのU-35を購入した後、リキテックスも使ってみたくなり購入しました。公募展に出した絵はリキテックス プライムで描いています。

https://www.amazon.co.jp/dp/B00476KI6Y

まずはナイロン製の筆を数本購入すると良いでしょう。

アクリル画を描く人がよく利用しており、人気のメーカー・ブランドは以下のようなものがあります。

  • 丸善美術商事 インターロン
  • アルテージュ キャムロンプロ

私の場合、最初はインターロンの5本セットを購入し、それから徐々に足りない筆を増やしていきました。画風や支持体の大きさによって必要な筆は異なるため、必要に応じて徐々に増やすと良いでしょう。

インターロンの筆5本
インターロンの筆5本

画像は、私が初めて購入した5本セットの筆です。世界堂の店舗で購入しました。似た商品のリンクを一緒に掲載しておきます。

https://www.amazon.co.jp/dp/B0C7G1P3L5/

筆は100円ショップでも購入できますが、100円ショップの筆は毛が抜けるという話をよく聞くので、私は最初から有名なメーカーの筆を購入しました。100円ショップの筆を試したい方はまず1本購入して試してみると良いと思います。

ちなみに、私は100円ショップで、ハケやメイク用の筆を購入し、それらを使ったことがあります。ハケは割と毛が抜けてしまいました。毛がつかないように注意を払ったり、毛がついてしまった時に取り除く作業がとても手間で余計な時間がかかったり、ストレスを感じます。毛を取り除いた後に毛の跡が残ることもありました。それ以降、100円ショップのハケは利用していません。メイクブラシは、ぼかしたい時に使用しています。こちらは毛が抜けることが気になったことはないので、今後も必要に応じて使おうと思っています。

100円ショップで購入した毛が抜けやすいハケ
100円ショップで購入した毛が抜けやすいハケ

パレット

アクリル絵の具は乾くと固まるため、紙パレットを使用するのがおすすめです。

紙パレットとは、水や油を通さない紙を重ね、縁をノリで固めてあるパレットです。
使い終わったら剥がして捨てられるので、片付けが非常に楽です。

混色したり、水を含ませたりといった作業を行うため、個人的には大きめのサイズの紙パレットが使いやすいと思います。

私は、ホルベインのペーパーパレットMサイズを使っています。

実は、一番最初に購入したパレットはこの半分くらいのサイズでしたが、使いにくかったので買い直しました。最初から大きいものを買えばよかったなと思っています。

https://www.amazon.co.jp/dp/B001UNMT2S

紙パレットの表紙
紙パレットの表紙
使用済みの紙パレット
使用済みの紙パレット

支持体

アクリル絵の具は色々なものに描くことができます。よく用いられる支持体を紹介します。

キャンバス

キャンバスとは、木枠に布が貼られたものです。キャンバスは「油彩用」と「油彩・アクリル兼用」があります。必ず、「油彩・アクリル兼用」と書いてあるものを買いましょう。画材屋さんやAmazonなどで購入できます。最初は安価なものを試すと良いでしょう。

木製パネルやキャンバスボードと比較すると破れやすいので、扱いには気をつけましょう。

(私の場合、Amazonで購入したキャンバスが破れていたことがあり、破れやすいことを実感しました。ちなみに、連絡したらすぐ新しいものと交換していただけました。)

キャンバスの表面。未開封状態。
キャンバスの表面。未開封状態。
キャンバスの裏面。未開封状態。
キャンバスの裏面。未開封状態。

木製パネル

木製パネルとは、木枠にベニヤが貼ってあるものです。木製パネルを使用する場合、紙を水張りして描くか、直接描きます。直接描く場合は下地としてジェッソを塗り、その上から描くと良いでしょう。

木製パネルに水彩紙を水張りしたもの
木製パネルに水彩紙を水張りしたもの
木製パネルに絵の具を混ぜたジェッソを塗ったものと使用したジェッソ
木製パネルに絵の具を混ぜたジェッソを塗ったものと使用したジェッソ

キャンバスボード

キャンバスボードとは布をベニヤや厚紙に貼り込んだものです。厚みが薄いので、キャンバスや木製パネルに比べて保存しやすいというメリットがあります。

100円ショップで購入したキャンバスボード
100円ショップで購入したキャンバスボード
100円ショップで購入したキャンバスボードに描いた絵3点
100円ショップで購入したキャンバスボードに描いた絵3点
100円ショップで購入したキャンバスボードに描いたホットサンドの絵
100円ショップで購入したキャンバスボードに描いたホットサンドの絵

木製パネルを利用する場合、水張りや下地を塗る作業が発生するため、他に道具が必要になります。また、すぐ描き始めることができません。

そのため、初めは、キャンバスかキャンバスボードが手軽で良いでしょう。キャンバスやキャンバスボードを販売している100円ショップもあるので、まず描いてみたい方という方は探してみてはいかがでしょうか。

筆洗

筆洗は3口以上あるものがおすすめです。100円ショップのものでも問題ありません。好きなものを選んでください。

3口あると、それぞれ用途を分けることができます。汚れた筆を洗う際、最初は1口目でしっかり洗う、次は2口目ですすぐ、3口目は綺麗な水を含むために使う、といったように使い分けます。4口ある場合はすすぎを2回にすることができます。こうすることで、頻繁に水を変えなくても筆を綺麗に保ちやすくなり、絵の具が濁ることを防げます。

私が使用している筆洗は3口です。筆洗とは別に100円ショップで購入した小皿に水を入れておき、絵の具に水を含めたい時はそちらを使用しています。筆洗のように覗き込まなくても筆に含む水の量を確認できるため、気に入っています。

筆洗。上から見ると正円になっており、3口に分かれている。筆洗の横に、白い陶器のやや深さのある小皿が置かれている。
筆洗。上から見ると正円になっており、3口に分かれている。筆洗の横に、白い陶器のやや深さのある小皿が置かれている。

持ち運ぶ際は、コンパクトになる筆洗が便利です。

筆洗。上から見ると長方形の形の筆洗3つが結合されている。
筆洗。上から見ると長方形の形の筆洗3つが結合されている。

初心者におすすめのアクリル絵の具セット3選

初心者向けのセットを3点紹介します。

ターナー色彩 アクリル絵具 U-35 ヘビーボディータイプ 13色プライムセット

https://www.amazon.co.jp/dp/B08Q7N4HN3/

この記事で紹介したターナーU-35の絵の具が含まれているセットです。以下が含まれています。

  • 11mlアクリル絵具12色
  • 20mlアクリル絵具ホワイト
  • 筆3本
  • 黒軸棒
  • アクリル製ミゾ付定規
  • ミニふきん
  • パレット

白はよく使うため、多めに入っている点が魅力的です。筆洗・支持体は含まれていないため、別途用意が必要です。パレットは紙ではないので、別途購入しても良いでしょう。

リキテックス アクリル絵具 リキテックス スターターセット

https://www.amazon.co.jp/dp/B01KL6G8CG/

リキテックスの絵の具も人気です。リキテックスを使いたい方におすすめのセットを紹介します。以下のアイテムが含まれています。

  • アクリル絵具10ml 12色セット
  • 筆3本
  • プラスチック製パレット
  • ポーチ

こちらも筆洗・支持体は含まれていないため、別途用意しましょう。

リキテックスの絵具+筆に加え、紙パレットがセットになっているものも見つけたので掲載しておきます。

https://item.rakuten.co.jp/artloco/019786/

100円ショップで揃える

こちらはセットではありませんが、一通り100円ショップで揃えることもできます。

アクリル絵具5色(赤・青・黄色・白・黒)、筆洗、プラスチックパレット、筆1セットor1本、支持体1点の合計9点を購入した場合、990円で一通り揃えることができます。パレットを使い捨てのものにしたい場合、紙皿などで代用しても良いでしょう。

まとめ

アクリル絵の具は、扱いやすさと表現の幅広さを兼ね備えた画材です。まずは必要な絵の具と基本的な道具を揃えるだけで、すぐに描き始められます。

道具の使い方や自分の好みは、描きながら少しずつわかってきます。最初から完璧を目指さず、気軽に始めてみてください!

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